Bebo2good1, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
今回は、スタンダード中のスタンダード、A列車で行こう(Take the A Train、通称 Aトレイン)のビッグバンド譜面の中から、デューク・エリントン(Duke Ellington)楽団のオリジナル演奏に近いものをご紹介いたします!
(この記事は 2017年8月に公開したブログ記事を再編集したものです。)
どんな曲
『A列車で行こう』はデューク・エリントン楽団の代表曲であり、ビッグバンド・ミュージックの代表曲であることは間違いありません。作曲は、ビリー・ストレイホーン(Billy Strayhorn)さんです。
どのA列車で行きます?
さてオリジナルというと、「エリントンさんが演奏していた楽譜を直接出版?」とお思いになるかも知れませんが、大人の複雑な諸事情(笑)により、エリントン楽団が演奏した音源から採譜した譜面となっています。
これから3タイトルご紹介いたします。では出発進行!
オリジナルA列車 おすすめ 第1号!
音源が1969年と比較的新しく、角田健一(Kenichi Tsunoda)さんによる採譜です。ソロはコード記譜のみですが、この譜面を選べばまず間違い無いでしょう。
オリジナルA列車 おすすめ 第2号!
主に採譜した譜面を出版するラッシュライフ(Lush Life)社の譜面です。トランペットソロが採譜してあることと、エンディングを少しアレンジしてあることが特徴です。音源の年度は1966年。テンポが速いですね。
オリジナルA列車 おすすめ 第3号!
音源は1941年ということで、たぶん一番有名な初録音のものを使っています。エリントンさんのオリジナルにこだわるならばこちらも良いですね。採譜はデビッド・バーガー(David Berger)さんです。
他のA列車でもええのんちゃう?
初級者向けから上級者向けまで、他にもたくさんのAトレインのビッグバンド譜面が出版されています。こちらのリンク先をぜひご覧ください!
Happy A-Trains!