バチを握ってバッチ・グー! ビブラフォン・フィーチャーのオススメ ビッグバンド譜面
~ ビブラフォンにスポットライトを! ~
日本全国の『バチを握ってバッチ・グー!』なビブラフォン奏者のみなさま!
ビブラフォンをフィーチャーしたビッグバンド譜面をご紹介します。
ぜひビッグバンドをバックに、スポットライトを浴びながら素敵な演奏をご披露ください。
スターダスト
まずは、永遠のスタンダード・バラード曲、『スターダスト』から。ビブラフォンの魅力を伝えるにはうってつけですね。テリー・ギブス(Terry Gibbs)さん演奏、ビル・ホルマン(Bill Holman)さん編曲です。
参考動画 Stardust - YouTube Stardust (The Big Band Convention) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SKqzlH4GH7c
テリー・ギブスさんの1959年のアルバム『Launching a New Sound in Music』から。LPのクレジットは Terry Gibbs & His Orchestra ということで、『Dream Band』として売り出す直前だったようです。
https://www.youtube.com/watch?v=VP7-uaQE5QU
Big Band Conventionによる演奏。演奏イメージはこちらの方が分かりやすいと思います。
ニアネス・オブ・ユー
ミルト・ジャクソン(Milt Jackson)さん演奏、クレイトン=ハミルトン楽団(Clayton - Hamilton Jazz Orchestra)伴奏、ジョン・クレイトン(John Clayton)さん編曲のスタンダードです。
先ほどのスターダストに比べると、曲中でのビブラフォンのフィーチャーの割合が高いです。
うっとりしてしまいますね(^^)。
ティコ・ティコ
締めは、ブラジルのショーロ曲 Tico Ticoです。この譜面も、テリー・ギブスさん演奏、ビル・ホルマンさん編曲。原曲メロディーが持つスピード感を活かしたファースト・スウィングのアレンジです。私の一番のオススメ譜面です。
参考動画 Tico Tico - YouTube Tico Tico (The Big Band Convention) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lgmNnmeE7qE
テリー・ギブスさんの1961年のアルバム『Explosion!』から。このアルバムは『Dream Band Vol. 5 The Big Cat』として再発売されたそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=6f8tidblZd0
Big Band Conventionによる演奏。演奏イメージはこちらが分かりやすいと思います。
実は他にもたくさん
ありそうで無さそうなビブラフォン・フィーチャーのビッグバンド譜面。 ライオネル・ハンプトンさんの譜面はほとんどありませんでしたが、テリー・ギブスさんの譜面がたくさん出版されています。 こちらのページに、ビブラフォン・フィーチャーのビッグバンド譜面をまとめてあります。ぜひご覧ください。
あとがき
ビブラフォン・フィーチャーとしてアレンジされた譜面はあまり多くないので、ピアノやギターをフィーチャーした譜面を使うのも良い方法だと思います。 ビブラフォン奏者のみなさまのご活躍を楽しみにしています!
あとがきのあとがき
さて、企画振り返りの時間です。 「『バチを握ってバッチ・グー』ってキャッチフレーズにどう?」と家族に訊いたら、妻からひと言「出た!いつものアムレスのオヤジギャグ……」。 (~~~流れる静寂~~~) いいんです。 カバーのイラストについては、「手がもう少しどうにかならんのか?ドラえもんよりもテキトーすぎる」、「楽器の脚部分が無いからなんだか分からない」、「ヘタウマでいいんじゃない」との意見があがりました。 いいんです。 今日カバーのイラストを見ていたら、たこ焼きに見えてしまって……以下略(笑)。